A:強熱減量は主に土壌や水質において有機物(プランクトン)の量を示す指標として用いられます。試料を乾燥させた後、土壌では750±50℃で1時間、水質の場合は600±25℃で30分電気炉に入れ、灰化後の重量を量り減量分として算出します。
一方、熱しゃく減量は主に焼却施設において焼却物が完全燃焼したかどうかの指標として用いられます。
試験方法は強熱減量と似ていて乾燥後600±25℃で3時間電気炉強熱させます。基準について例えば廃棄物処理法施行規則-廃棄物焼却施設の維持管理基準に「焼却灰の熱しゃく減量が10%以下となるよう焼却すること」と定められています。
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