【No.8】 リフラクトリーセラミックファイバー について
Q：リフラクトリーセラミックファイバー(RCF)とは何でしょうか？どの様な規制を受けるのでしょうか？
Ａ：リフラクトリーセラミックファイバー(以下、RCF)はガラスウールなどと同じ人工繊維の一つですあり、1,000℃以上の高温にも耐えることから耐火材としての利用が多く、鉄鋼・化学等多くの業界で使用されています。
国際がん研究機関(IARC)により2B(ヒトに対して発がんの可能性が疑われる)に分類されており、日本国内でも平成27年11月1日から労働安全衛生法により特定化学物質(管理第2類物質)として規制されています。
規制内容としては特殊健康診断・作業環境測定・発散抑制措置といった特定化学物質としての通常の規制の他、RCFを使用している窯・炉等に対して適用される特別規制があることが特徴的です。
現在、RCFは労働安全衛生法のみで規制されており、廃棄物処理法等による規制はありませんが、健康被害を防ぐためには保管や処分においても飛散防止措置を施すなど、適切に管理することが重要です。
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