米粉の歴史は古く、奈良時代の遣唐使により小麦粉や米粉で作られた唐菓子が伝えられ、これが米粉のはじまりといわれています。江戸時代には茶道とともにお米の粉を主原料とした日本独自の和菓子が発展したそうです。
上新粉 白玉粉
しかし、これまでの米粉(上新粉や白玉粉)は米自体が硬く、粉砕しにくい作物なので、無理に細かくするとデンプンが壊れて吸水性が高くなり水分を沢山含んでしまうため、団子のような生地にしかなりませんでした。
微粉砕米粉
最近では微細製粉技術の発展により細かく粉砕しつつ、デンプンの損傷を抑えられるようになり米粉を小麦粉のように使うことができるようになりました。